News 最新情報

【Weekly Post】『「なるほど。」で受け止める』

【Education Column】
YTJスタッフによる教育コラム
-「素晴らしい目標」を提案し、
目標に向かってチャレンジできる環境」を整える-

久しぶりにPKクラスのレッスンが再開され、
他クラスよりもひと足早く、秋冬クールの開始となりました。

ウォームアップとして、
小学生選抜クラスの出演ミュージカル「wordplay」のキャラクターが登場する
wordplay exerciseに取り組んでいます。

導入としてA~Zまで、各キャラクターが描かれている
フラッシュカードを用いて、キャラクター紹介を行っています。

メンバーからはキャラクターごとに
ユニークな反応がたくさんありました。

ぞうさんの鼻!(B)
とがった口!(K)
スカートもってる!(M)

など、メンバーの豊かな想像力に感心。

こうやって思ったことを
そのまま言葉で伝えられることは
当たり前のようで実はすごいことなだなと感じています。

思ったことや感じたこと、アイディアを
大勢のメンバーがいる前で発信することは
学年が上がるにつれて、苦手なメンバーが多い印象です。

みんなが思っていることを言わないと批判されるんじゃないか、
これを言ったら変に思われるんじゃないかという心理が働くのかもしれません。

YTJのレッスンでは、
メンバーに動きや振付を考えてもらう機会が多くあります。

基本的には「いいね!」で
「どんな答えも正解!」として受け止めていますが、
それが素直にできない場面もあったりします。

特にキッズメンバーはそのあたり、ストレートです。
おふざけや突拍子もない発言や行動をするメンバーには

変だよ!
おかしいよ!
違うよ!

と当然のようにメンバーから反応があります。
でも私はいったん「なるほど。」で一度受け止めます。

どうしてそう思ったのかな?
でも本当にそれで伝わるかな?
他に方法はないかな?
とたくさん問いかけながら形にしてきます。

正解・不正解をすぐにジャッジしない、
「なるほど。」でまずは話を聞いみる。
そこから始まる会話は思いのほか中身を深めることにつながったりします。

メンバーが安心して発言できる環境、話が出来る環境、
その土台づくりを大切に育んでいけたらと思います。

制作運営本部
三浦 2021.9.1

TOP